ベトナム人の違法薬物密輸グループの売人や指示役ら10人が警視庁に逮捕されました。
薬物はベトナム人コミュニティ内で売買されていたとみられています。
27日、群馬県伊勢崎市のアパートに捜索に入る警視庁の捜査員たち。
警視庁は、ベトナム人のグエン・ディン・ドゥック容疑者(25)ら10人を覚醒剤を所持していた疑いなどで逮捕しました。
今年5月下旬、ベトナムから成田空港に国際郵便で送られた荷物の中から、靴の中敷きの下に隠された覚醒剤などの違法薬物が見つかり、警視庁が捜査を進めたところ、売人のグエン容疑者や指示役の関与が浮上しました。
グループの関係先の家宅捜索では、覚醒剤や合成麻薬のMDMAが見つかったということです。
グエン容疑者は「ガラスパイプで使用した」と容疑を認めているということですが、ほかの9人は否認しています。
JNNは、SNSでの違法薬物売買に関わっているというベトナム人の男性に知人を通じて話を聞きました。
「物は、箱に詰めて飛行機でベトナムから送られてくる。でも最近厳しいから全てが通るとは限らない。僕の家に送ってもらって、ここから客に送る」(違法薬物の売買に関わるというベトナム人)
男性は技能実習生として働いていますが、新型コロナの影響で生活が厳しくなり、薬物売買に関わるようになったといいます。
「会社の仕事は最悪で1か月働いても8万円。だから、この仕事を5か月前から始めた」(違法薬物の売買に関わるというベトナム人)
こう話す男性にJNNの記者は、知人を通じ、薬物の売買をやめ、警察に自首するよう促しました。
今回摘発されたグループもベトナム人コミュニティ内で違法薬物を売買していたとみられ、警視庁は実態解明を進める方針です。
TBSニュース
2020/10/28 11:25