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20140428高浜原発低レベル廃棄物を輸送 福井

2014-04-29 2 Dailymotion

高浜町にある関西電力・高浜原子力発電所から出た低レベルの放射性廃棄物を青森県六カ所村にある処分場に運ぶため28日、専用の運搬船が高浜原発を出港しました。
関西電力・高浜原発は、1号機から4号機までありますが、おととし2月、3号機が定期検査のために停止したのを最後に4基すべてが停止したままの状態です。
このうち、3、4号機については国の原子力規制委員会による再稼働の前提となる安全審査が続いていますが、大飯原発同様、耐震設計の見直しが必要な状態で再稼働のメドは、依然、たっていません。
こうした中、高浜原発の検査や工事に伴って出た低レベル放射性廃棄物を載せた専用の運搬船が青森県六カ所村にある日本原燃の最終処分場に向けて28日、午前9時すぎに高浜原発を出港しました。
この低レベル放射性廃棄物はドラム缶の中にセメントで固められた状態で原発に保管され、年に1度、まとめて処分場に送られているものです。
関西電力によりますと今回は、例年とほぼ同程度の200リットルのドラム缶、およそ1900本分を処分場に送るということです。
日本原燃によりますと低レベル放射性廃棄物は東京電力・福島第一原発の事故以降も全国の原発から毎年、およそ200万リットルが六ヶ所村の処分場に送られていてすべて、地中に埋めて処分されているということです。

04月28日 12時57分