岩手・大船渡市三陸町の吉浜小学校の6年生11人が、地元で生産された干しアワビの豪華な料理を試食した。
吉浜地区のアワビは、中国で「キッピンアワビ」と呼ばれ、昔から、中華料理の高級食材として取引されている。
5日は、遠野市の中国料理店のシェフが訪れ、干しアワビの料理に腕を振るった。
児童たちは、アワビを丸ごと1個皿に盛りつけ、特製のタレをかけ、フォークとナイフを使って試食した。
児童は「初めてキッピンアワビを食べたけど、柔らかくて、おいしかったです」と話した。
児童たちは、高級料理を口にして、あらためて地元の食材のすばらしさを味わっていた。