「国会は国民の声を聞け!」。24日、熊本市中央区の下通アーケードで秘密保護法に反対するパレードがあり、約120人が参加した。通常国会の召集に合わせ、県弁護士会が主催した。日弁連が呼びかけた全国統一行動の一環という。
パレードに先立ち開かれた集会では、同会の衛藤二男会長や猪飼隆明・大阪大大学院名誉教授が法律の危険性を訴えた。県社会保険労務士会の松本一喜会長が「法律が必要かどうか、仕切り直して議論するべきだ」と話すと、参加者らからは拍手がわき起こった。
メガホンを手にパレードを先導した藤井祥子さんは、2年目の若手弁護士。「どうにかして廃止に追い込みたいという思いで駆けつけました」