原発事故からの復興を目指す福島県いわき市の特産品のイチゴをPRしようと、東京・新橋で即席のイチゴ狩りを楽しめる催しが開かれました。
この催しは、福島県いわき市が農産物の安全性をアピールしようと開き、新橋駅前のSL広場で市の担当者が「私たちの活動もようやく復旧から復興へと変わってきました。旬を迎えたイチゴを食べてもらって今後もご支援を賜りたい」と訴えました。
会場には、「ふくはる香(か)」などいわき市特産のイチゴが植えられたプランターが用意され近くの小学校の児童およそ50人が、イチゴを直接もいで即席のイチゴ狩りを体験しました。
また、駅前を通りがかった会社員や買い物客にもイチゴが無料で配られ、受け取った人たちは、産地から届けられたさわやかな冬の味覚を楽しんでいました。
いわき市農林水産部の根本彰彦・部長は「安心・安全を叫ぶだけではなく消費者に直接判断してもらえるような今回のような取り組みを今後も続けたい」と話していました。