今月29日に駅で自爆テロ事件が起きたロシア南部のボルゴグラードで、30日、今度はトロリーバスが爆発してこれまでに14人が死亡し、治安当局では交通機関を狙ったテロ事件とみて調べています。
30日朝、日本時間の午後1時すぎ、ロシア南部のボルゴグラードで、トロリーバスが爆発しました。
ロシア保健省などによりますと、この爆発でこれまでに14人が死亡、赤ちゃんや妊婦を含む28人がけがをしたということで、治安当局では、朝の混み合う時間帯に交通機関を狙ったテロ事件とみて調べています。
現場からの映像では、トロリーバスが骨組みだけを残して屋根や窓ガラスが吹き飛んだ様子が映されています。
また、トロリーバスの中央部の損傷が最も激しく、この付近に爆発物が持ち込まれ、爆発したものとみられています。
ボルゴグラードでは、前日の29日にも駅を狙った自爆テロがあり、17人が死亡、45人がけがをしたほか、ことし10月にも路線バスを狙った自爆テロで6人が死亡、およそ30人がけがをしており、治安当局では、こうした一連の事件との関連を調べています。
ボルゴグラードは、来年2月、冬のオリンピックが開かれるソチから700キロ近くの所にあり、一連のテロ事件を受けて、プーチン大統領は治安当局に対しロシア全土の交通機関などの警備を強化するよう指示しました。