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20130915 台風接近あす夜にかけ大雨警戒(福島)

2013-09-15 1 Dailymotion

15日の県内は大型の台風18号が近づいている影響で、小野町で日中、1時間に50ミリを超える非常に激しい雨を観測するなど各地で大雨となりました。
台風の接近にともない県内では16日昼前から夜にかけて再び1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は大雨による土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、大型の台風18号は午後3時には四国沖の海上にあって、1時間に25キロの速さで北へ進んでいます。台風は勢力を強めながら進路を次第に東寄りに変え、16日の日中には東海や関東に上陸し、16日の夕方にかけて東北南部を通過する可能性が高くなっています。
15日の県内は台風の影響で午前中から大雨となり、気象台は浜通りと中通りの広い範囲に一時、大雨や洪水の警報を出しました。
午後0時半すぎまでの1時間には小野町で52.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか午後1時すぎまでの1時間で新地町で49ミリの激しい雨が降りました。
15日朝の降り始めからの雨量は古殿町で155.5ミリ、小野町で131.5ミリに達しています。県内の雨はほぼ上がっていますが気象台によりますと16日朝早くから再び雨が降り始め、台風がもっとも近づく16日の昼前から夜にかけて、局地的に雷を伴い1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
16日の夕方にかけての24時間の雨量は多いところで300ミリに達するおそれがあります。
16日にかけて風も強まり最大瞬間風速は海上と中通り、浜通りの陸上で35メートル、会津で30メートルに達すると予想されています。
海上も大しけとなり予想される波の高さは7メートルでうねりを伴う見込みです。
福島地方気象台は「台風は北上するにしたがって速度が上がり雨や風、波が急に強まることがあるため、風や雨が強まる前に早めの避難行動をこころがけて欲しい」と話しています。
気象台は土砂災害や低い土地での浸水、河川増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも注意するよう呼びかけています。

09月15日 21時26分